レクサス新型RZ、EVの「第二印象」は変わるのか
レクサス初のバッテリーEV「RZ」が2026年モデルで大幅改良。価格は470万円から。日本の高級EVマーケットへの影響は?
470万円から始まるレクサスの電気自動車「RZ」が、2026年モデルで生まれ変わった。2023年にデビューした初代RZは、業界関係者から厳しい評価を受けていた。あるレビュアーは「極めて良くない」と評されたベトナムのVinFast VF8と比較するほどだった。
失敗から学んだレクサスの再挑戦
レクサスも問題を認識していた。2026年モデルでは、新しいモーター、新しいバッテリー、そして北米向けにNACS充電システムを採用するなど、大幅な改良を施した。ラインナップは2つに整理され、前輪駆動の「RZ 350e」が47,295ドル(約700万円)でエントリーモデルとなり、全輪駆動の「RZ 550e F Sport」が58,295ドル(約860万円)でトップモデルとなる。
初代RZに失望したレビュアーが、今回は「オープンマインド」で550e F Sportを1週間テストした。その結果は興味深い。「多くの欠点はあるものの、この電気レクサスに温かい感情を抱いている」という評価だった。
日本市場が直面する高級EV競争
レクサスの再挑戦は、日本の自動車産業にとって重要な意味を持つ。トヨタグループの高級ブランドとして、レクサスは日本の電動化戦略の象徴的存在だ。しかし、テスラやBMW、メルセデス・ベンツなどの競合が既に確固たる地位を築いている高級EVマーケットで、「第二印象」で巻き返しを図ることは容易ではない。
特に日本国内では、充電インフラの整備が進む一方で、高級EV購入者の選択肢は限られている。860万円という価格帯は、テスラ モデルSやBMW iXと競合する領域だ。レクサスのブランド力と「おもてなし」のサービスが、技術的な遅れを補えるかが鍵となる。
「改良」と「革新」の境界線
レクサスRZの改良は、日本企業の典型的なアプローチを反映している。完全に新しい製品を開発するのではなく、既存製品の問題点を丁寧に修正し、段階的に完成度を高める手法だ。この「カイゼン」的アプローチは、製造業では成功してきたが、急速に変化するEVマーケットでは通用するだろうか。
中国のEVメーカーが300万円台で高性能な電気自動車を提供し、テスラが継続的なソフトウェア更新で製品価値を向上させる中、レクサスの「改良版」は十分な競争力を持つのか。日本の消費者の品質への信頼と、グローバル市場での価格競争力のバランスが問われている。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
関連記事
ランボルギーニがEV開発を中止し、プラグインハイブリッドに注力する決定から見える、高級車市場の現実と電動化の課題を探る
ドイツの100万台調査で判明したPHEVの実態。トヨタは44%、ポルシェは0.8%しか電力を使用せず、環境効果への疑問が浮上
ランボルギーニが1,341馬力のEV「ランザドール」を中止し、2029年にハイブリッド車投入へ。高級車ブランドが相次いでEV計画を見直す背景とは。
フィンランドのスタートアップDonut Labが固体電池の独立テスト結果を公開。急速充電と熱安定性を実証し、量産化への疑念に応える。日本の電池産業への影響は?
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加