米国によるマドゥロ大統領拘束、ベネズエラ政権は「結束」を宣言し対決姿勢を鮮明に
2026年1月、米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束。トランプ大統領はベネズエラ統治を宣言しましたが、カラカスの現政権はロドリゲス副大統領を中心に結束を固めています。石油資源を巡る米国の経済封鎖と、国際社会の反発について詳報します。
握り拳は解かれていません。米軍による電撃的な身柄拘束から一夜明け、ベネズエラ政権は依然としてニコラス・マドゥロ氏を唯一の大統領と仰ぎ、徹底抗戦の構えを見せています。ロイター通信などによると、マドゥロ氏は現在、ニューヨークの勾留施設に収容されており、月曜日に予定されている裁判への出廷を待つ身となっています。
米国によるマドゥロ大統領拘束とカラカスの現状
2026年1月3日(現地時間)、ドナルド・トランプ大統領の命令により実施された今回の作戦は、パナマ侵攻以来37年ぶりの大規模な軍事介入として世界に衝撃を与えました。首都カラカスでは、デルシー・ロドリゲス副大統領が暫定的なリーダーシップを執る一方、政権幹部は「これは誘拐である」と強く反発しています。ディオスダド・カベジョ内務相は音声声明で、革命勢力の結束は揺るぎないものであり、敵の挑発に乗ってはならないと支持者に呼びかけました。
石油資源を巡る経済的圧力と国際社会の懸念
米国は政治的圧力だけでなく、経済的な封鎖も強化しています。マルコ・ルビオ国務長官は、ベネズエラの石油産業に対して「隔離措置(クアランティン)」を講じていると言明しました。これは、米国の国益にかなう条件が満たされるまで、ベネズエラ経済の進展を認めないという強い姿勢の表れです。これに対し、ベネズエラ側は「米国の目的は我が国の膨大な石油資源を奪うことにある」と批判を強めています。
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