ビットコイン、韓国取引所のミスで一時5万5000ドルまで暴落
Bithumbが報酬配布でミス、ユーザーに2000BTCを誤送金。内部エラーが引き起こした15分間のフラッシュクラッシュから見える暗号資産市場の脆弱性とは。
2000BTCを1.5ドルの報酬と間違えて配布してしまったら、何が起こるだろうか。韓国最大級の暗号資産取引所Bithumbで起きた「史上最も高額な入力ミス」が、ビットコイン市場に一瞬の混乱をもたらした。
15分間で起きた5万5000ドルへの急落
2月6日、Bithumbでビットコインが一時5万5000ドル(約810万ウォン)まで急落した。他の取引所では7万700ドル前後で推移していたため、実に15.8%もの価格差が生じた。
原因は同社の内部システムエラーだった。本来なら2000ウォン(約1.5ドル相当)の報酬を配布するはずが、システムが2000BTCを数百人のユーザーアカウントに誤って付与してしまった。一人当たり約1億4000万円相当の「幻のビットコイン」が突然残高に現れた計算になる。
巨額の残高を目にしたユーザーたちは、すぐさま売却を試みた。Bithumbの内部台帳上にのみ存在する「幻のBTC」が市場に大量放出され、瞬く間に価格が暴落した。
5分で正常化、しかし浮き彫りになった課題
Bithumbは異常取引を内部統制システムで検知し、数分以内に該当アカウントの取引を制限した。価格は約5分で正常化し、強制清算の連鎖反応も防止システムが作動して回避された。同社は「外部からのハッキングではなく、顧客資産は安全」と発表している。
しかし、この事件は暗号資産市場の構造的な問題を浮き彫りにした。取引所間の価格差は「アービトラージ機会」として通常は数秒で解消されるが、今回は地理的・規制的な制約により、韓国市場が一時的に孤立状態となった。
日本の投資家への示唆
日本の暗号資産投資家にとって、この事件は複数の教訓を含んでいる。まず、取引所の内部システムリスクは常に存在するということ。bitFlyerやCoincheckなど国内大手取引所も、システム障害や誤発注による混乱を過去に経験している。
また、韓国市場特有の「キムチプレミアム」現象も注目すべき点だ。韓国では規制により海外送金が制限されており、しばしば他国より高い価格でビットコインが取引される。今回は逆に大幅安となったが、市場の分断が価格歪みを生む構造は変わらない。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
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