ASML 時価総額 5000億ドル突破:TSMCの投資拡大が追い風に
ASMLの時価総額が5000億ドルを突破。TSMCの設備投資拡大計画を受け、EUV露光装置の需要増への期待が株価を押し上げました。AI時代の半導体インフラを独占するASMLの成長背景を解説します。
半導体業界の「心臓部」を握る企業が、新たな金字塔を打ち立てました。ロイターによると、オランダの半導体露光装置大手である ASML の時価総額が 5000億ドル を突破しました。これは、最大の顧客である TSMC が設備投資の拡大を計画しているとの報道が、市場の期待を大きく押し上げた結果です。
ASML 時価総額 5000億ドル突破を支える TSMC の強気姿勢
今回の株価上昇の直接的な引き金となったのは、世界最大の受託生産(ファウンドリ)企業である TSMC の動きです。AI需要の爆発的な増加に対応するため、TSMC は次世代プロセスへの移行を加速させており、それに伴い ASML の最先端装置である EUV(極端紫外線) 露光装置の需要が今後さらに高まると予測されています。
投資家が注目する半導体サイクルの回復
市場アナリストたちは、2026年 に向けて半導体業界が本格的な上昇サイクルに入ると見ています。特に High-NA EUV と呼ばれる次世代装置の導入が始まっており、一台あたり 3億5000万ドル を超える高額な単価が ASML の収益性をさらに高める見通しです。この技術的優位性が、5000億ドル という巨大な市場評価を支える根拠となっています。
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