韓国 ABCマート 職場内いじめ 疑惑:24歳女性の死が投じた波紋
韓国ABCマートで24歳の女性従業員が亡くなりました。遺族は職場でのいじめや11時間労働、監視を主張しています。会社側は一部の不適切な言動を認めつつも、組織的な虐待は否定。法的争いへと発展しています。
帰宅からわずか11分後、彼女は自ら命を絶ちました。韓国の忠清南道にあるABCマート直営店で働いていた24歳の女性、イ・イェリムさん(仮名)の悲劇的な死が、韓国社会に大きな衝撃を与えています。遺族は、今回の事件の背景に過酷な職場内いじめと労働環境があったと主張しています。
ABCマート 職場内いじめ 疑惑の全容と過酷な実態
遺族や元同僚の証言によると、イェリムさんは正社員に昇格した後、急激なストレスにより体重が11kgも減少していました。特に、店長が不在になった際に膨大な責任を押し付けられ、日常的なガスライティングに近い扱いを受けていたと報告されています。公開されたメッセージグループでは、店長による罵倒や、CCTVを通じた監視の示唆など、精神的な威圧が常態化していた様子が伺えます。
勤務実態も極めて過酷でした。彼女は毎日10時から21時までの11時間シフトをこなし、退勤後も無給での会議が続いていたとされています。同僚たちは、会社側から遺族との連絡を遮断するよう指示されたとも訴えており、企業の組織的な隠蔽体質も指摘されています。
企業側の回答と遺族による法的措置
これに対し、ABCマート側は、店長による不適切な言葉遣いがあったことは認め、懲戒処分を下したと発表しました。しかし、特定の個人を対象とした言葉の暴力や強制的な残業については否定しています。亡くなった後に彼女の口座へ振り込まれた150万ウォン(約1,010ドル)の名目についても、明確な説明はなされていない状況です。
現在、遺族はABCマートを相手取り、職場内いじめと労働基準法違反の疑いで民事・刑事の両面で法的措置を準備しています。韓国国内では、若手労働者のメンタルヘルス保護と、企業の倫理的責任を問う声が日に日に高まっています。
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