欧州を襲う嵐「ゴレッティ」2026:時速160キロの暴風と氷点下20度の猛威
2026年1月、欧州を嵐「ゴレッティ」が直撃。イギリスやフランスで時速160kmの暴風、ドイツで氷点下20度の極寒を記録。VW工場閉鎖や学校休校など、深刻な影響が出ています。
時速160キロを超える暴風がヨーロッパを飲み込もうとしています。嵐「ゴレッティ(Storm Goretti)」の到来により、イギリスからドイツにかけての広い範囲で、気象庁が緊急警報を発令しました。この異常気象により、すでに欧州全土で少なくとも8人の死亡が確認されており、市民の生活と交通網に深刻な影響が出ています。
欧州 嵐 Goretti 2026:英仏で最高レベルのレッドアラート発令
ロイター通信などによりますと、イギリス気象庁(Met Office)は、イングランド南西部のコーンウォールなどに「極めて稀」なレッドアラート(特別警報)を発令しました。沿岸部では巨大な波が発生し、命に関わる危険があると警告されています。また、フランス北部でも同様に時速160キロの突風が予想されており、マンシュ県では金曜日の学校閉鎖が決定されました。
ドイツでは氷点下20度を記録、産業界にも打撃
ドイツ気象局(DWD)の気象予報士アンドレアス・ワルター氏がAFPに語ったところによると、この週末には気温がマイナス20度まで下がる見込みです。この影響で、大手自動車メーカーのフォルクスワーゲン(VW)はエムデン工場を閉鎖することを決定しました。ドイツ鉄道も1万4000人以上のスタッフを動員して除雪作業にあたっていますが、大規模な遅延は避けられない見通しです。
記者
関連記事
米国がIPCCから離脱して数ヶ月。しかし国連の気候科学機関は195カ国中110〜120カ国の参加を得て活動を継続。「米国は1カ国に過ぎない」とIPCC議長は語る。その言葉の重みを読み解く。
50カ国以上がコロンビアのサンタマルタに集結し、化石燃料段階的廃止に向けた初の国際会議が開幕。イラン戦争によるエネルギー危機が議論に新たな緊張をもたらしている。
国連気象機関が警告:地球は史上最大のエネルギー不均衡に直面。2026年後半にはエルニーニョ再来の可能性があり、日本の気候・産業・安全保障にも深刻な影響が及ぶ恐れがあります。
上海発スタートアップ「Carbonology」が空気と水から合成燃料を低コストで製造できると発表。直接空気回収技術の商業化は本物か、それとも過大な期待か。エネルギー安全保障の新局面を読む。
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加