韓国の年間輸出額が7000億ドルを突破:AI半導体が牽引する世界6位の経済圏へ
韓国の2025年度年間輸出額が初めて7000億ドルを突破しました。半導体が輸出の24%を占め、世界6位の輸出大国に浮上。一方で中国の追い上げや労働規制など、持続的な成長に向けた課題も浮き彫りになっています。
世界で6番目。韓国の輸出額が、ついに前人未到の領域に達しました。2026年1月1日、韓国の年間輸出額が初めて7000億ドルを超えたことが明らかになりました。これは米国、ドイツ、中国、日本、オランダに次ぐ快挙であり、2018年に6000億ドルを記録してから7年での到達となります。
韓国 輸出 7000億ドル 突破を支えたAI半導体の躍進
今回の記録更新の背景には、世界的なAI需要の爆発的な増加があります。キーワードである半導体は輸出全体の24%を占め、成長を力強く牽引しました。サムスン電子の第4四半期営業利益は20兆ウォン(約138億ドル)を超えると予測されており、半導体市場の「スーパーサイクル」が今年も継続するとの期待が高まっています。
また、半導体以外でも多角化が進んでいます。ハイブリッド車を中心とした欧州への自動車輸出や、韓国文化の人気に伴う食品・化粧品も新たな成長エンジンとして台頭しました。これにより、米中貿易紛争や関税圧力といった厳しい外的要因をはねのける形となりました。
激化するグローバル競争と国内の課題
手放しで喜べる状況ばかりではありません。中国は自国の半導体産業に対し、最大104兆ウォン規模の支援策を検討していると報じられています。さらに、かつての地位奪還を狙う日本や、ファウンドリで圧倒的シェアを持つ台湾との競争も激化しています。韓国経済人協会(FKI)の調査では、2030年までに韓国の主要輸出10品目すべてで中国に追い越される可能性があるとの懸念も示されています。
企業こそが国家経済の中心であり、不必要な規制は一掃していく。
記者
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