SEC、イーサリアム現物ETFを承認-市場の転換点、取引開始は秒読み段階へ
米SECがブラックロックなど8社のイーサリアム現物ETFを承認。市場への影響、今後の課題、投資家が知るべきリスクを分かりやすく解説します。
米証券取引委員会(SEC)は22日、ブラックロックやフィデリティを含む8つのイーサリアム現物上場投資信託(ETF)の上場申請を承認しました。これは、SECの従来の方針からの大きな転換であり、市場関係者の多くを驚かせました。この決定は、暗号資産の主流化に向けた重要な一歩と見なされています。
今回承認されたのは、取引所への上場を許可する「19b-4」と呼ばれる書類です。承認された企業には、ブラックロック、フィデリティ、グレイスケール、ヴァンエック、アーク・インベストなどが名を連ねています。ただし、投資家が実際に取引を開始するには、各社が提出する「S-1」登録届出書が別途承認される必要があり、具体的な取引開始時期はまだ確定していません。
このニュースは市場に大きな影響を与えました。承認への期待感から、イーサリアム(ETH)の価格は直近一週間で20%以上急騰し、発表当日は$3,800ドル前後で安定しました。スタンダードチャータード銀行のアナリストは、取引開始後の1年間で150億ドルから450億ドルの資金が流入する可能性があると予測しています。これは、2024年1月に承認されたビットコイン現物ETFが、すでに130億ドル以上の純流入を記録した成功事例に基づいています。
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