ZEROBASEONEメンバー2人のWAKEONE移籍、K-POPマネジメントの新時代
ZEROBASEONEのソク・マシューとパク・ゴヌクがWAKEONEと専属契約。Boys Planetから始まった絆が新たなステージへ。K-POPマネジメント業界の変化を読み解く。
2月9日、K-POP業界に小さな地殻変動が起きた。ZEROBASEONEのメンバー、ソク・マシューとパク・ゴヌクがWAKEONEとの専属契約を締結したのだ。一見すると単純な契約ニュースに見えるが、これはBoys Planetから始まった物語の新章であり、K-POPマネジメント業界の進化を象徴する出来事でもある。
Boys Planetから始まった絆の継続
WAKEONEの公式発表によると、これまでMNHエンターテインメント所属だったソク・マシューと、WAKEONE傘下にいたパク・ゴヌクが、正式に同じ屋根の下に集まることになった。この決定は、Boys Planetという番組で結ばれた9人の絆を、契約面でも強固にする意味を持つ。
ZEROBASEONEは2023年7月にデビューし、わずか1年半で驚異的な成長を遂げてきた。グループとしての活動が本格化する中で、メンバー間の所属事務所の違いは、スケジュール調整や戦略策定において複雑な要素となっていた。今回の移籍は、そうした実務的な課題を解決する側面もある。
K-POPマネジメントの戦略的進化
興味深いのは、この移籍が単なる契約変更を超えた戦略的意味を持つことだ。WAKEONEはBoys Planetの制作会社でもあり、ZEROBASEONEの「生みの親」とも言える存在。メンバーを自社に集約することで、グループの長期的なビジョンをより一貫性を持って実現できる環境が整った。
日本のエンターテインメント業界でも、ジャニーズ事務所やLDHなどが所属タレントの一元管理で成功を収めてきた歴史がある。WAKEONEの今回の動きは、K-POP業界がこうした統合型マネジメントの重要性を再認識していることを示している。
一方で、これは他のメンバーの所属事務所にとっては微妙な状況でもある。ZEROBASEONEの成功が続く限り、残りのメンバーの移籍圧力も高まる可能性がある。業界関係者の間では、「第二、第三の移籍があるのではないか」という憶測も飛び交っている。
グローバル展開への布石
ZEROBASEONEは既に日本での活動も活発で、2024年には複数のファンミーティングを開催し、日本のファンベースを着実に拡大してきた。WAKEONEへの移籍は、こうしたグローバル展開をより戦略的に進める布石とも読める。
特に注目すべきは、ソク・マシューの存在だ。カナダ出身の彼は、英語圏でのプロモーション活動において重要な役割を果たしている。WAKEONEが彼を直接マネジメントすることで、北米市場への本格進出がより現実的になる。
記者
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