2026年最初の「大物」失脚。中国、歴代首相を支えた田学斌氏を腐敗容疑で調査
2026年最初の「トラ」が摘発。歴代4人の首相に仕えた国務院のベテラン、田学斌氏が腐敗容疑で中国当局の調査を受けています。16年にわたり政権の中枢にいた人物の失脚が意味するものとは。
2026年が幕を開けて間もなく、中国の政界に激震が走りました。かつて国務院の要職を歴任し、複数の歴代首相に仕えたベテラン官僚が、腐敗の疑いで当局の調査を受けていることが明らかになりました。
2026年最初の「トラ」となった田学斌氏
サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によれば、中国共産党中央規律検査委員会(CCDI)は1月5日、前水利部副部長の田学斌氏(62歳)を「重大な規律および法律違反」の疑いで拘束し、調査を開始したと発表しました。これは事実上の腐敗調査を意味します。
田氏は2023年12月に退任するまで水利部の副部長を務めていましたが、今回の摘発により、2026年に失脚した最初の副閣僚級以上の高官、いわゆる「トラ(大物官僚)」となりました。
国務院の「神経中枢」で16年間のキャリア
甘粛省出身の田氏は、1980年代に中央党校で学んだ後、中央政府の機関で頭角を現しました。特筆すべきは、党中央弁公庁と国務院弁公庁という、中国政府の最も重要な意思決定を支える「神経中枢」で16年間にわたり勤務していた点です。
その間、田氏は李鵬氏、朱鎔基氏、温家宝氏、そして李克強氏といった歴代首相のもとで秘書や要職を務めました。これほど長期間、中枢で権力の変遷を見守ってきた人物の失脚は、政界に小さくない衝撃を与えています。
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