韓国の外貨準備高、2025年12月に4280億ドルへ減少:7ヶ月ぶりの下落とウォン安阻止の代償
2025年12月の韓国外貨準備高は4280.5億ドルと、7ヶ月ぶりに減少。ウォン安阻止に向けた当局の市場介入が背景にあります。米国債などの有価証券が大幅減。最新の経済データと投資への影響を Chief Editor が分析します。
韓国の金庫から資金が流出しました。韓国銀行が発表したデータによると、2025年12月末時点の外貨準備高は4,280億5,000万ドルとなり、前月比で26億ドル減少しました。これは2025年6月以来、7ヶ月ぶりの減少転換となります。これまで6ヶ月連続で増加し、11月末には2022年8月以来の最高水準に達していましたが、急激な円安・ウォン安の流れを食い止めるための市場介入が響いた形です。
韓国 外貨準備高 2025年12月 減少の背景と為替介入
今回の減少の主な要因は、外国為替市場のボラティリティ(変動性)を抑えるための当局による市場安定化措置です。韓国ウォンは11月に心理的節目とされる1ドル=1,450ウォンを突破し、12月には約16年ぶりの安値水準となる1,480ウォン近辺まで下落しました。これに対し、韓国銀行(BOK)は強力な口先介入とともに、ドル売り・ウォン買いの実弾介入を実施したと見られています。
資産構成の内訳とグローバル順位
資産の内訳を見ると、米国債などの有価証券が前月比82億2,000万ドル減の3,711億2,000万ドルとなり、全体の86.7%を占めました。一方で、預金は54億4,000万ドル増の318億7,000万ドルに増加しています。なお、金保有量は47億9,000万ドルで変動はありませんでした。韓国は現在、世界で9番目の外貨準備保有国(11月末時点)としての地位を維持しています。
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