韓国ダイソー、中国発ECの猛攻に対抗 大型店と「体験」を武器に
韓国のディスカウント大手ダイソーが、中国発EC「Temu」の猛攻に対し、大型実店舗の拡充と物流投資で対抗。低価格商品と「店舗体験」を武器に、インフレ下の消費者を惹きつける戦略を解説します。
韓国のディスカウント大手「アソンダイソー」が、TemuやAliExpressといった中国発のEコマースプラットフォームの急速な拡大に対抗するため、大型店舗網の拡充と物流施設への投資を本格化させています。インフレに悩む消費者を、実店舗ならではの体験と低価格商品で惹きつける狙いです。
日経アジアが報じたところによると、ダイソーは特に「体験」を重視しています。オンラインの低価格攻勢に対し、消費者が商品を直接手に取って選べる大型店を戦略の柱に据えました。同社は、3ドルから4ドル(約450円〜600円)のフリースジャケットなど、手頃な価格のコラボ商品を展開し、すでに大きな話題を呼んでいます。
この動きの背景には、韓国市場における中国ECの存在感の高まりがあります。TemuやAliExpressは、圧倒的な低価格と豊富な品揃えでユーザーを急増させており、既存の小売業者にとって大きな脅威となっています。ダイソーは、単なる価格競争に陥るのではなく、物流網を強化して商品の迅速な供給を確保しつつ、実店舗での買い物体験そのものを付加価値として提供することで差別化を図る構えです。
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