韓国の11月経常収支が122億ドルの黒字、半導体ブームで過去最高を更新
2025年11月の韓国経常収支が122.4億ドルの黒字を記録。半導体輸出の38.7%増が牽引し、統計開始以来11月として過去最高を更新しました。累積黒字も1,000億ドルを突破しています。
122億4,000万ドルという驚異的な数字。半導体産業のアップサイクルに支えられ、韓国の11月経常収支が過去最高を記録しました。韓国銀行(BOK)が発表したデータによると、2025年11月の黒字額は前月の68億1,000万ドルから大幅に拡大し、統計開始以来、11月としては最大規模となりました。
半導体輸出が牽引する韓国経常収支の劇的回復
今回の記録的な黒字の主役は、間違いなく輸出の回復です。商品収支は133億1,000万ドルの黒字を計上しました。特に半導体の輸出は前年同期比で38.7%も急増し、自動車も10.9%増と堅調に推移しています。これにより、2025年1月〜11月の累積黒字は1,018億2,000万ドルに達し、前年同期の866億8,000万ドルを大きく上回る過去最高水準となっています。
サービス収支と所得収支の内訳
一方で、サービス収支は海外旅行需要の増加により27億3,000万ドルの赤字となりましたが、前月の37億5,000万ドルの赤字からは改善が見られました。また、海外からの配当収入を含む第一次所得収支は18億3,000万ドルの黒字を確保し、経常収支を下支えしています。
関連記事
サムスン系3社がUpbit運営会社Dunamuの株式4%を約408億円で取得。カカオは1ヶ月足らずで約2,200億円分の株式を売却。韓国財閥と暗号資産市場の構造変化を読み解く。
韓国副首相がAI時代の富の分配と格差拡大への懸念を表明。サムスン労使交渉やKOSPI急騰を背景に、AI経済の恩恵が広く行き渡るかどうかが問われている。日本企業や社会への示唆も大きい。
イラン攻撃による市場混乱から韓国が最も早く回復。地政学リスクに対するアジア市場の異なる反応パターンを分析し、投資家への示唆を探る。
中東情勢悪化で韓国株式市場が12%急落。なぜ韓国が最も影響を受けたのか?日本市場への波及効果と投資家が知るべきリスクを分析。
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加