AI対AIの防衛戦が加速。サイバーセキュリティの新星「Depthfirst」がシリーズAで4,000万ドルを調達
AIネイティブなサイバーセキュリティのDepthfirstがシリーズAで4,000万ドルを調達。Accelが主導し、DeepMind出身者が率いる同社は、AIによる自動化された脅威に対抗する新世代プラットフォームを展開します。
「ソフトウェアは守るよりも速く書かれる時代になりました。」サイバー攻撃が巧妙化する中、守る側のAIもまた進化を遂げています。AIネイティブなサイバーセキュリティの最前線に立つスタートアップ、Depthfirst(デプスファースト)は、2026年1月14日、シリーズAラウンドで4,000万ドルを調達したと発表しました。この投資を主導したのはテック界の重鎮Accel Partnersで、SV AngelやAlt Capitalらも参加しています。
Depthfirst シリーズA 調達が示すAIサイバーセキュリティの転換点
2024年10月に設立されたDepthfirstは、「General Security Intelligence(GSI)」と呼ばれるAIネイティブなプラットフォームを提供しています。これは、企業のコードベースやワークフローをスキャンし、トラブルの兆候を分析するスイート製品です。特筆すべきは、単なる監視にとどまらず、資格情報の露出保護や、オープンソースおよびサードパーティ製コンポーネントに対する脅威の監視までカバーしている点です。
CEOのQasim Mithani氏は、AmazonやDatabricksでの経験を持ち、「AIはすでに攻撃者の手法を根本から変えた。防衛側も同様に進化しなければならない」と警鐘を鳴らしています。実際に、Anthropicは昨年11月、AIが組織した初のサイバースパイ活動を阻止したと報告しており、AIによる自動化された脅威はもはや空想ではありません。
DeepMind出身者らが率いる「知能化された防衛」
同社の強みは、その卓越したエンジニアリングチームにあります。CTOのAndrea Michi氏は元Google DeepMindのエンジニアであり、共同創設者のDaniele Perito氏はBlock傘下のSquareでセキュリティ・リスク担当ディレクターを務めた人物です。今回の資金調達により、応用研究やエンジニアリング、販売体制の強化を加速させる計画です。すでにAngelListやMoveworksといった著名企業との提携も進んでおり、AI防衛のデファクトスタンダードを狙っています。
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