RAM価格が3ヶ月で3倍に。AI需要が招く2026年のメモリ深刻不足と価格高騰
2026年、AI需要の爆発によりRAM価格が3ヶ月で3倍に高騰。Samsung、SK HynixらがAIサーバー供給を優先する中、PCやスマホの値上げが2027年まで続く見通しです。
メモリの価格が、まるで高級レストランのロブスターのように「時価」で取引される事態となっています。RAM(ランダムアクセスメモリ)キットの価格はわずか3ヶ月で3倍に跳ね上がりました。この異例の事態の背景には、テクノロジー業界を席巻するAI需要の爆発的な増加があります。
AIサーバー優先の影で、一般消費者が置き去りに
OpenAI、Google、MetaといったAI大手がデータセンターの増強を急いでいます。これを受け、世界三大メモリメーカーであるSamsung、SK Hynix、Micronは、より収益性の高いAIサーバー向け製品にリソースを集中させています。
止まらない値上げの連鎖、2027年まで続く懸念
すでに影響は顕在化しています。シングルボードコンピュータのRaspberry PiやノートPCメーカーのFrameworkは、メモリコストの上昇を理由に製品価格を引き上げました。さらに、Dell、Asus、Xiaomi、Nothingといった大手ブランドも、スマートフォンやPCの価格改定が「不可避である」と警告を発しています。
調査会社のIDCの分析によると、このメモリ不足は「2027年まで長引く可能性がある」と予測されています。実際、Micronはコンシューマー向けブランドである「Crucial」の展開を縮小し、AI企業への供給を優先する方針を固めたと報じられています。
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