血の同盟か、共通の財産か。金正恩氏がプーチン氏に送った「新年の祝電」が示す蜜月
北朝鮮の金正恩総書記がロシアのプーチン大統領に新年の祝電を送り、両国関係を「貴重な共通の財産」と表現しました。ウクライナ戦争への約1万5000人の派兵を経て、「同じ塹壕で死生を共にする」血の同盟へと進化した両国の緊密な現状を解説します。
祝電のやり取りという外交儀礼の裏には、戦場での血の結束が隠されていました。北朝鮮の金正恩総書記は2025年12月27日、ロシアのプーチン大統領に対し、両国関係を「貴重な共通の財産」と称える新年の祝電を送りました。朝鮮中央通信(KCNA)が報じたこのメッセージには、これまでの協力関係を一段と強固にする意図が込められています。
「同じ塹壕で死生を共にする」強固な結束
金正恩総書記はメッセージの中で、2025年を「両国が全面的な相互支持と私心のない励ましを通じて、同盟の偉大な伝記を刻んだ意義深い年」と振り返りました。特に注目すべきは、両国の関係を「同じ塹壕で血と生殺を共にする最も誠実な同盟」と表現した点です。
今日の朝露同盟は、現役世代だけでなく後世にまで受け継がれるべき、永遠に続く貴重な共通の財産である。
1万5000人の派兵が変えた同盟の質
この言葉の背景には、北朝鮮によるロシアへの軍事支援という実利的な動きがあります。北朝鮮はウクライナ戦争を支援するため、ロシアに約1万5000人の戦闘部隊を派遣したとされています。これにより、単なる外交的な友好関係を超え、文字通り「戦友」としての絆を強調する段階に入ったと言えます。
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