NBC Sportsが日本テレビのAI「viztrick AiDi」を導入。スマホに最適化されたスポーツ中継の未来
NBC Sportsが日本テレビのAI技術「viztrick AiDi」を導入。リアルタイムで選手を顔認識し、縦型映像へ自動クロップする技術でスマホ視聴を最適化します。
スポーツ中継を、わざわざスマートフォンの横画面で見ていませんか?米国の主要放送局であるNBC Sportsは、日本テレビ放送網が開発したAIシステム「viztrick AiDi」を導入すると発表しました。これにより、従来の横型放送から特定の選手をリアルタイムで追跡し、モバイル視聴に最適な縦型映像へ自動で切り出すことが可能になります。
viztrick AiDiによるリアルタイムAI追跡の仕組み
日経アジアの報道によると、このシステムは顔認識技術を活用して特定の選手を自動的に追跡します。従来の編集作業では膨大な時間を要していた「縦型へのクロップ(切り出し)」を、AIがリアルタイムで実行します。これにより、ライブ配信中の試合でも、視聴者はスマホを縦に持ったまま、まるでお気に入りの選手を至近距離で追いかけているような没入感のある映像を楽しめるようになります。
この技術の背景には、若年層を中心とした「モバイル・ファースト」の視聴習慣があります。SNSのショート動画形式に慣れた視聴者にとって、従来の16:9の横型画面は、スマホ視聴においては情報の密度が低いと感じられる場合がありました。今回の導入により、NBC Sportsはコンテンツの付加価値を高め、モバイル経由の視聴者維持を狙います。
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