ミネアポリスでICE銃撃に対する抗議デモ激化、29人が逮捕される事態に
2026年1月、ミネアポリスでICE捜査官による女性射殺事件が発生。1,000人規模の抗議デモで29人が逮捕され、警察官も負傷しました。連邦政府と地元当局の主張は真っ向から対立しており、FBIと州当局が個別に捜査を進める異例の事態となっています。
1,000人を超える市民が夜の街を埋め尽くしました。ミネソタ州ミネアポリスで、ICE(米移民・関税執行局)の捜査官が女性を射殺した事件に抗議する大規模なデモが発生し、少なくとも29人が逮捕されました。当局によると、デモ隊の一部が暴徒化し、警察官が負傷する事態も報告されています。
ミネアポリスでのICE銃撃事件を巡る対立する主張
事件のきっかけは、先週の水曜日にルネ・ニコル・グッドさん(37歳)が自身の車の中で射殺されたことです。トランプ政権側は、発砲したジョナサン・ロス捜査官が「正当防衛」であったと主張しています。国土安全保障省のクリスティ・ノエム長官は、彼女が車で捜査官をひこうとしたと述べています。
しかし、ミネアポリスのジェイコブ・フレイ市長はこの説明を「虚偽のナラティブ」だと真っ向から否定しました。市長は映像に基づき、彼女は現場から去ろうとしていただけであり、捜査官を攻撃する意図はなかったと指摘しています。
深まる連邦政府と地元自治体の亀裂
今回の事件は、単なる銃撃事件に留まらず、連邦政府と地元当局の深刻な対立を浮き彫りにしています。FBIが独自調査を進める一方で、ミネソタ州側は連邦の調査から締め出されたとして、州独自の捜査を開始すると発表しました。また、イルハン・オマール氏ら3人の連邦下院議員は、ICE施設の視察を妨害されたとして、「連邦法違反だ」と強く非難しています。
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