年間1億4千万円の不老不死プログラム、本当に必要?
ブライアン・ジョンソンが年間100万ドルの長寿プログラムを発表。超富裕層向けの極端な健康法は、私たちに何を問いかけているのか。
年間100万ドル(約1億4千万円)で不老不死の秘密を教えます──こんな提案を真面目に検討する人が、この世界には存在するのでしょうか?
息子の血を輸血した男の新事業
ブライアン・ジョンソンが2月12日に発表した「Immortals」プログラムは、彼が過去5年間実践してきた「正確なプロトコル」を、年間100万ドルで伝授するというものです。提供されるのはわずか3枠のみ。
ジョンソンといえば、フィンテック起業家から長寿研究の伝道師に転身し、息子から血液を輸血したり、生殖器にボトックス注射を打ったりと、極端な若返り実験で話題になった人物です。彼のXへの投稿によると、このプログラムには「専属コンシェルジュチーム、24時間対応のBryanAI、広範囲な検査、数百万の生体データポイント、継続的な追跡、最高のスキンケア・ヘアケアプロトコル、市場最高の治療法へのアクセス」が含まれるとのこと。
要するに、科学実験と称してマジックマッシュルームをライブ配信する男性のAI版と24時間会話できる権利に、年間1億4千万円を支払うということです。
超富裕層が熱狂する長寿ビジネス
ジョンソンのプログラムは極端に見えますが、実は超富裕層向けの長寿ビジネスは急成長している分野です。イーロン・マスクに数十億ドルの資金提供をしているジョン・ヘリングは、予防医学と診断クリニック「Biograph」を共同設立。最高級会員制度は年間1万5千ドルです。
同様のスタートアップ「Fountain Life」は、年間2万1500ドルの「究極の長寿プログラム」のために1億800万ドルを調達しました。ジョンソンのプログラムと比べれば、ほぼ良心的な価格に見えてしまうから不思議です。
ちなみに、100万ドルが厳しい方には「サポート層」として年間6万ドルのプランも用意されています。まるで高級車のグレード設定のような価格体系です。
日本社会への問いかけ
興味深いのは、このような極端な長寿追求が日本社会にどのような影響を与えるかということです。世界最高水準の平均寿命を誇る日本では、すでに予防医学や健康維持に対する関心が高く、年間健康診断や人間ドックが一般的です。
しかし、ジョンソンのような年間1億円超の健康投資は、日本の「身の丈に合った健康管理」の価値観とは対極にあります。日本企業も注目しているでしょう。ソニーやオムロンなどのヘルスケア機器メーカー、武田薬品のような製薬会社にとって、この超富裕層向け市場は新たなビジネスチャンスかもしれません。
一方で、高齢化が進む日本社会では、限られた医療資源をどう配分するかが重要な課題です。一部の富裕層が極端な長寿投資を行う一方で、多くの高齢者が基本的な医療サービスにアクセスできない状況が生まれることはないでしょうか。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
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