MicroStrategy MSCI 指数除外を回避し株価 6% 急伸、ビットコイン保有企業の「緩刑」か
MSCIによる指数除外回避を受け、MicroStrategy(マイクラストラテジー)の株価が6%急伸しました。ビットコインを大量保有する企業の運命を左右する、MSCIの最新決定と今後のリスクについて解説します。
機関投資家の資金流出という最悪のシナリオは、ひとまず回避されました。指数算出大手の MSCI が、ビットコインを大量に保有するデジタル資産財務(DAT)企業を指数から除外する計画を一時保留にしたことで、MicroStrategy(MSTR)の株価は時間外取引で約 6% 急伸しました。この決定は、同社のように事業実態よりも暗号資産の保有比重が高い企業にとって、強力な追い風となっています。
MicroStrategy MSCI 指数除外見送りがもたらした安堵感
ロイター通信などの報道によると、MSCI は当初、ブロックチェーン関連事業を直接運営していない「非事業型」のデジタル資産保有企業を指数構成銘柄から外すことを検討していました。もし除外が実行されていれば、インデックスファンドなどの機関投資家は MicroStrategy 株を売却せざるを得ず、巨額の売り圧力が予想されていました。
現在、ビットコイン(BTC) 価格が 93,731.04ドル 前後で推移する中、マイケル・セーラー 氏率いる同社の戦略は、市場の大きな注目を集めています。今回の決定を受け、ベンチマークのアナリストであるマーク・パーマー氏は、同社の目標株価を 705ドル とし、強気の姿勢を維持しています。
専門家が警鐘を鳴らす「執行猶予」の期間
一方で、楽観視は禁物だとする声も上がっています。TDコーウェンのランス・ビタンザ氏は、今回の進展を「明らかにポジティブ」と評価しつつも、「これが守備側の勝利なのか、あるいは単なる 執行猶予 なのかは見極める必要がある」と指摘しました。同氏は目標株価を 500ドル と設定しています。
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