金正恩氏、韓国の原潜計画を「不安定化を悪化させる」と警告。新型8,700トン級潜水艦を公開
北朝鮮の金正恩総書記が、韓国の原子力潜水艦建造計画を「地域の不安定を悪化させる」と非難。朝鮮中央通信が、金氏が新型の8,700トン級戦略ミサイル原潜の建造現場を視察したと報じました。
朝鮮半島をめぐる軍拡競争が、海中の領域へと拡大しています。北朝鮮の金正恩総書記は、韓国の原子力潜水艦(原潜)建造計画が「地域の不安定を悪化させる」と強く警告する一方で、自国で建造中の新型8,700トン級の戦略ミサイル原潜を公開しました。
「攻勢的な行為」と韓国を非難
北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信(KCNA)が12月25日に報じたところによると、金氏は建造中の原潜の現場指導の際にこれらの発言を行いました。同氏はソウルの計画を、北朝鮮の安全保障と海洋主権を著しく侵害する「攻勢的な行為」であり、「対抗すべき安全保障上の脅威」であると位置づけています。
我が国の戦略的主権の安全を侵害すれば、必ずや高い代償を払うことになり、軍事的選択を試みるならば無慈悲な報復攻撃に直面することを、敵に疑いなく理解させる必要がある。
新型原潜と海軍の核武装化
KCNAの報道は、北朝鮮が誘導ミサイルを搭載した原子力潜水艦を開発していることを示唆しています。この計画は今年3月に党大会での決定事項として初めて公表されたものです。金氏はこの新型原潜を「戦争抑止力のレベルにおける画期的な重要変化」と呼び、海軍の核武装化を着実に推進する戦略・戦術方針を再確認しました。
金氏は、建造中の攻撃型駆逐艦や原子力潜水艦が「我が艦隊の戦闘能力を飛躍的に向上させる」と主張。また、「様々な水上・水中艦艇の建造速度と規模を拡大し、多様な攻撃兵器システムを継続的に装備していく」と公言しました。視察中には、開発中の新たな水中秘密兵器に関する研究も検討されたと報じられています。
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