米FCC、DJIなど外国製ドローンの新型機を事実上禁止へ 国家安全保障上のリスクを理由に
米連邦通信委員会(FCC)が、中国DJIを含む外国製ドローンの新型機について、国家安全保障上のリスクを理由に米国内での承認を禁止すると発表。既存モデルへの影響はないものの、米中技術対立の新たな局面へ。
米連邦通信委員会(FCC)は22日、中国のDJIやAutelを含むすべての外国製ドローンおよびその部品を、国家安全保障に「許容できないリスク」をもたらす機器リストに追加し、米国内での新型機の輸入・販売承認を禁止すると発表しました。これは米中間の技術を巡る対立が一段と激化したことを示す動きです。
ロイター通信によると、今回の措置はFCCの「カバード・リスト(Covered List)」への追加によるものです。このリストに掲載されると、米国で新しいモデルのドローンや重要部品を販売するために必要なFCCの承認を今後取得できなくなります。ただし、FCCは今回の決定が過去に承認された既存モデルの輸入、販売、使用を禁止するものではないと明言しています。消費者は合法的に購入したドローンを引き続き使用できます。
FCCは21日、ホワイトハウス主導で省庁横断的に行われた外国製ドローンのリスク評価結果を受け取ったと説明。評価では、輸入ドローンと部品が「不正な監視、機密データの流出、サプライチェーンの脆弱性、その他国土への潜在的脅威」をもたらす安全保障上のリスクがあると結論付けられました。
世界最大のドローンメーカーであるDJIは、米国の商用ドローン市場で半数以上のシェアを占めています。同社は以前、このリストに追加されれば「事実上、米国で新モデルを提供することが禁止される」との見解を示していました。今回の発表に対し、DJIからの即時のコメントはありませんでした。
一方で、この規制には例外の余地も残されています。今回の評価報告によると、米国防総省が将来的に特定ドローンまたはドローンのクラスがリスクをもたらさないと判断した場合、対象から除外することも可能だとされています。この動きは、9月に米商務省が中国製ドローンの輸入を制限する規則を策定する計画を発表したことに続くものであり、ワシントンが中国製ドローンへの警戒を強めていることがうかがえます。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
関連記事
中国軍が台湾海峡で核攻撃対応演習を実施。米国の戦術核使用論、日本の核武装論争、拡大抑止の揺らぎ——アジアの核秩序は今、静かに臨界点へ近づいているのか。地政学アナリスト必読の深層分析。
Appleが中国本土でApple Intelligenceを誤って公開し、即座に削除。AI規制未承認のまま機能を提供したことで、行政処分リスクが浮上。中国市場戦略と規制コンプライアンスの今後を読む。
米連邦判事がトランプ政権によるAI企業Anthropicへの制裁を一時停止。自律型兵器への懸念表明が「国家安全保障リスク」に認定された背景と、日本企業への影響を読み解く。
米国のNvidia輸出規制が韓国のSKハイニックスとサムスン電子に深刻な影響を与えている。中国の技術的自立を加速させるという「安全保障のパラドックス」と、日本企業への波及効果を分析する。
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加