東宝の海外売上比率3倍計画:2032年までのグローバル成長戦略
東宝の松岡宏泰社長は、2032年までに海外売上比率を3倍にする計画を発表。ゴジラに続く武器として、歌舞伎を描いた映画『國寶』で米国市場に挑む戦略を解説します。
「海外売上を3倍に増やす。」日本映画最大手の東宝が、2032年に向けた壮大なグローバル進出計画を明かしました。パンデミック後の米国市場が低迷する中、日本の伝統文化である「歌舞伎」を武器に世界へ挑みます。
東宝の海外売上比率3倍計画と2032年への展望
日本経済新聞によれば、東宝の松岡宏泰社長は、さらなる成長のために海外市場への注力が不可欠であると強調しました。同社は、連結営業収益に占める海外比率を2032年までに現在の3倍に引き上げることを目標に掲げています。
この戦略の背景には、国内市場の成熟と、世界的な日本IP(知的財産)への関心の高まりがあります。これまでは『ゴジラ』などのモンスターIPが海外展開の柱でしたが、今後はより多様な日本文化の提供を目指しています。
歌舞伎映画『國寶』で米国の観客を魅了できるか
注目すべきは、歌舞伎の世界を描いた映画『國寶』の米国展開です。約3時間に及ぶ字幕付きの人間ドラマが、アメコミ映画が主流の米国市場でどこまで受け入れられるかが試されています。パンデミック以降、米国の映画館への足が遠のいている現状において、この挑戦は非常に野心的なものと言えるでしょう。
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