ドイツ看護師殺人事件の衝撃:100人以上の追加犠牲者の可能性が浮上
ドイツで10人の患者を殺害した看護師に、さらに100人以上の殺害疑惑が浮上。検察は遺体の掘り起こし調査を開始。ドイツ看護師殺人事件100人以上の余罪の真相に迫ります。
100人を超える新たな犠牲者が存在する可能性があります。すでに10人の患者を殺害したとして終身刑を言い渡されているドイツの元看護師について、検察当局がさらなる余罪の調査を進めていることが明らかになりました。
ドイツ看護師殺人事件100人以上の余罪調査の背景
ロイター通信などの報道によると、アーヘンの首席公判検事であるカチャ・シュレンカーマン・ピッツ氏は、現在精査中の不審なケースが膨大な数に上ることを認めました。この元看護師は2025年11月、ヴュルゼレンの病院で夜勤中に鎮静剤や鎮痛剤を過剰投与し、10件の殺人および27件の殺人未遂で有罪判決を受けています。裁判所は、彼の行動が個人的な不安や、夜勤中の秩序を維持したいという歪んだ欲求に基づいていたと結論づけました。
一方、被告側は「患者を眠らせるつもりだった」と主張し、致死性のリスクは認識していなかったと罪状を否定しています。しかし検察側は、彼が介護を必要とする患者に対して苛立ちを見せ、「生殺与奪の権を握る主人」のように振る舞っていたと厳しく指摘しました。現在は、彼が以前勤務していたケルン近郊の病院でのケースも含め、約60体の掘り起こし調査が進められています。
過去最悪のシリアルキラーとの類似性
今回の事件は、85人の患者を殺害したとして2019年に終身刑となったニールス・へーゲル受刑者の事件を彷彿とさせます。ドイツ近代史上最悪の殺人犯とされるへーゲルのケースと同様、医療現場という閉鎖的な空間で長期間、犯行が見逃されていた可能性が指摘されています。当局は、新たな起訴に向けた手続きには少なくとも2027年までかかる見通しであるとしています。
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