トランプ大統領 1.5兆ドル 軍事予算 2027:史上最大規模の「ドリーム・ミリタリー」構想
トランプ大統領が2027年度に向けて1.5兆ドルの軍事予算を提案。中国の影響力抑制を目指す「ドリーム・ミリタリー」構想と、関税を財源とする史上最大の国防費増額の全容をChief Editorが分析します。
1.5兆ドルという、かつてない規模の軍事予算が投じられようとしています。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、2027年度の国防予算を大幅に増額し、他国の追随を許さない「ドリーム・ミリタリー(夢の軍隊)」を構築する方針を明らかにしました。この動きは、急速に存在感を増す中国の世界的な影響力を抑え込むことを明確な目的としています。
トランプ大統領 1.5兆ドル 軍事予算 2027 の狙いと財源
トランプ大統領はSNSを通じて、現在は「非常に困難で危険な時代」であると強調しました。提案された1.5兆ドルという予算は、今年度の予算(約1兆ドル)から約50%という驚異的な増額となります。これには、昨年成立したOne Big Beautiful Bill Actによる1,500億ドルの上乗せ分も含まれます。大統領は、アメリカから「搾取」してきた国々への報復関税によって「莫大な収入」が得られており、軍備増強と国債返済の双方を「容易に達成できる」と主張しています。
これにより、我々が長年手にする権利のあった『ドリーム・ミリタリー』を構築できる。さらに重要なのは、敵が誰であろうと、我々の安全と安心を確保できるということだ。
加速する軍拡競争への懸念
サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、多くのアナリストはこの野心的な予算案が中国を刺激し、北京側も軍備増強のペースを「より緊急性を持って」加速させる可能性があると分析しています。一方で、一部の専門家からは、これほど巨額の支出計画は「非現実的」であるとの冷ややかな声も上がっています。アメリカの国防支出が過去最大規模に達する中で、米中間の軍事的緊張は新たな局面を迎えることになりそうです。
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