TSMC 2025年第4四半期決算と台湾の2500億ドル対米投資計画の全貌
TSMCが2025年第4四半期に35%の増益を達成。台湾の2500億ドル対米投資計画を含む貿易協定の詳細と、AI関連株や世界市場への影響をチーフエディターが分析します。
2500億ドルという天文学的な数字が動きました。台湾が米国への巨額投資を柱とした貿易協定を締結し、これに合わせて世界最大の半導体受託製造企業であるTSMCが驚異的な決算を発表しました。この動きは、あなたの保有するテクノロジー株の価値を大きく左右する転換点となるかもしれません。
TSMC 2025年第4四半期決算:8四半期連続の増益達成
TSMCが発表した2025年第4四半期の純利益は、前年同期比で35%増加しました。これで8四半期連続での増益を達成したことになります。さらに同社は、AI(人工知能)需要の持続的な高まりを背景に、2026年の設備投資計画を引き上げる方針も明らかにしました。
この好決算を受け、米国市場ではエヌビディアやAMDなどの半導体関連株が上昇し、欧州でもASMLなどの製造装置メーカーが買い戻されました。市場は「AIブームはまだ終わっていない」という確信を深めています。
台湾の2500億ドル対米投資と地政学リスクの影
今回の投資は単なるビジネスの枠を超えています。台湾政府はワシントンとの広範な貿易協定の一環として、米国内での生産能力拡大に少なくとも2500億ドルを投じることに合意しました。その見返りとして、米国は台湾からの輸入製品に対する関税を従来の20%から15%へ引き下げるほか、医薬品や航空部品などの関税を撤廃します。
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