クリントン夫妻、エプスタイン疑惑で議会証言へ
ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン元国務長官が、性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する議会調査で証言することに合意。元大統領の議会証言は40年ぶり
元大統領が議会で証言するのは40年ぶりのことです。ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン元国務長官が、性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する下院監視委員会の調査で証言することに合意しました。
数か月の対立の末に
下院監視委員会は昨年から、エプスタイン事件に関する調査の一環としてクリントン夫妻の証言を求めてきました。しかし夫妻側は「政治的なパフォーマンス」として拒否し続け、委員会は先月、夫妻を議会侮辱罪で告発する決議案を可決していました。
ビル・クリントン元大統領は2月27日、ヒラリー・クリントン元国務長官は2月26日にそれぞれ証言台に立つ予定です。委員会は証言の撮影と記録を要求し、時間制限も設けないとしています。
共和党主導の監視委員会のジェームズ・コマー委員長は「法の下では誰もが平等であり、それはクリントン夫妻も例外ではない」と述べました。
エプスタインとの関係
2019年に獄中で死亡したエプスタインは、未成年者への性的人身売買などの罪で起訴されていました。司法省が昨年公開した資料によると、ビル・クリントン元大統領はエプスタインの自家用ジェット機で4回の国際線フライトを利用し、エプスタインの邸宅でプールで泳いだり、ジャグジーでくつろいだりしている写真も含まれていました。
クリントン元大統領の報道官は、これらの写真は数十年前のもので、エプスタインの犯罪が明るみに出る前に関係を断ったと説明しています。ヒラリー・クリントン元国務長官はエプスタインと会ったことも話したこともないと述べており、両者ともエプスタインの被害者から不正行為で告発されてはいません。
政治的思惑と真相究明の間で
クリントン夫妻は先月、コマー委員長に書簡を送り、調査の進め方を批判しました。「あなたが委員長として下した決定と設定した優先順位は、政府の役割に関する事実の発見を妨げている」と指摘し、「党派的政治以外に、あなたの行動に説得力のある説明はない」と厳しく批判しました。
一方で、委員会側もクリントン元大統領が質問をはぐらかし、時間稼ぎをする可能性への懸念を表明していました。最終的に夫妻が証言に合意したことで、侮辱罪の審議は延期されることになりました。
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