中国の半導体製造装置の自給率が2025年に35%へ到達:目標の30%を突破
2025年末、中国の半導体製造装置自給率が35%に達し、政府目標を突破。NauraやAMECなど国内サプライヤーが急成長し、TSMCやSMICのラインへ浸透しています。
目標としていた30%の壁を軽々と超えてきました。中国の半導体製造装置における自給率が2025年末時点で35%に達し、政府の予測を上回るペースで急成長を遂げていることが明らかになりました。
2025年の中国半導体製造装置自給率を支えた主要企業と技術
界面新聞(Jiemian News)が報じたところによると、自給率は2024年の25%から1年間で10ポイント上昇しました。特にエッチング(回路を削る工程)や薄膜堆積といった重要分野では、国産装置の採用率が40%を超えています。Naura Technology Group(北方華創)やAdvanced Micro-Fabrication Equipment(AMEC/中微半導体)といった地元メーカーの躍進がこの数字を後押ししています。
先端プロセスへの浸透と供給網の現状
具体的な成果として、AMECが開発した5nm級のエッチング装置が、世界最大の受託生産企業であるTSMCの先端ラインで検証段階に入ったと報じられています。また、中国最大のファウンドリであるSMICの28nm製造ラインでは、Naura製の酸化・拡散炉が60%以上を占めています。
メモリ分野でも変化が起きています。Piotech(拓荊科技)は、Yangtze Memory Technology(YMTC/長江存儲)の3D NAND製造ラインにおけるプラズマ化学気相成長(PECVD)装置のシェアを15%から30%へと倍増させました。
記者
関連記事
米国とイランが暫定合意に達したと報じられた。しかしトランプ大統領の最終承認はまだ得られておらず、4月の停戦も揺れている。中東の安定と日本経済への影響を多角的に読み解く。
国際刑事裁判所(ICC)は、フィリピン元大統領ロドリゴ・ドゥテルテの裁判を2026年11月30日に開始すると決定。人道に対する罪3件で起訴された81歳の元指導者の裁判は、国際法と東南アジア政治の行方を占う試金石となる。
中国映画「澎湖の信念」が引き起こした反清感情の波。国家の意図と民衆の反発が交錯する背景に、現代中国の階級不満と民族主義の新たな潮流が見えてくる。
トランプ政権がヨーロッパから米軍を削減する中、NATO抑止力の根幹が揺らいでいる。核の保証で穴埋めできるのか。安全保障専門家が警鐘を鳴らす。
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加