中国の出生数が2025年に900万人割れか、一人っ子政策廃止から10年の岐路
2025年の中国の出生数が史上初めて900万人を下回る見通しです。一人っ子政策廃止から10年、経済不安と若者の結婚離れが深刻な人口危機を招いています。アジア全体の少子化トレンドと経済への影響を解説します。
900万人という壁がついに崩れようとしています。日経アジアの報道によると、専門家の予測で2025年の中国における年間出生数が、史上初めて900万人を下回る見通しとなりました。これは、1970年代から続いた一人っ子政策が終了してからちょうど10年という節目の出来事です。
中国 出生数 900万人 2025年の背景:経済不安と非婚化
この歴史的な減少の背景には、若者の深刻な雇用不安と結婚率の低下があります。経済成長の鈍化に伴い、将来への不透明感が増したことで、結婚や出産をためらう層が増加しています。政府は事態を重く見て、年間500ドル(約7.5万円)程度の育児補助金や、新婚夫婦への休暇提供といった異例の対策を打ち出していますが、抜本的な解決には至っていないのが現状です。
周辺諸国でも進む少子化の波
この問題は中国に限りません。日本でも2024年の出生数が前年比5.7%減少して過去最低を更新し、韓国でも婚外子の割合が初めて5%を超えるなど、東アジア全体で従来の家族観が揺らぎ、構造的な人口危機に直面しています。
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