キャシー・ウッドが仕掛ける次の一手:ビットコイン抜きの暗号資産ETF
ARK Investが申請した2つの暗号資産ETFは、従来とは異なるアプローチでデジタル資産への投資機会を提供する。その戦略的意図とは?
2つの異なる戦略で暗号資産市場に挑むキャシー・ウッドのARK Investが、またも投資業界の注目を集めている。
同社は米規制当局に対し、CoinDesk 20指数に連動する2つの暗号資産ETF(上場投資信託)の申請を行った。しかし、この2つのファンドには重要な違いがある。1つはビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRP、カルダノなどを含む指数をそのまま追跡するが、もう1つはビットコインを除外した構成となっている。
なぜビットコインを除外するのか
ビットコイン除外ファンドの仕組みは巧妙だ。指数の買いポジションを取りながら、同時にビットコインの売りポジションを組み合わせることで、実質的にビットコインの影響を相殺する。これにより投資家は、暗号資産市場の成長に参加しながら、最も価格変動が激しい資産からのリスクを避けることができる。
従来の暗号資産投資では、ビットコインが市場全体の動きを大きく左右してきた。時価総額で暗号資産市場の約40%を占めるビットコインの価格変動は、他のデジタル資産にも連鎖的な影響を与える。ARKの新戦略は、この「ビットコイン依存」からの脱却を図る試みといえる。
日本の投資家への影響
両ファンドは暗号資産を直接保有せず、規制された先物契約を通じて指数の動きを追跡する。これは日本の投資家にとって重要な意味を持つ。直接的な暗号資産の保管リスクを避けながら、多様化されたデジタル資産への投資機会を得られるからだ。
NYSE Arcaでの上場を予定しているこれらのETFは、まだSEC(証券取引委員会)の承認を待っている段階だ。WisdomTreeやProSharesも類似の商品を申請しているが、いずれも承認には至っていない。
市場の空白を狙う戦略
現在、米国市場には個別の暗号資産に特化したETFは存在するが、多様化された暗号資産バスケットへの投資機会は限られている。ARKの申請は、この市場の空白を埋める狙いがある。
特にビットコイン除外ファンドは、機関投資家にとって魅力的な選択肢となる可能性がある。ビットコインの極端な価格変動を避けながら、イーサリアムのスマートコントラクト技術やソラナの高速処理能力など、次世代ブロックチェーン技術への投資機会を提供するからだ。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
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