韓国銀行、政策金利を2.5%で5回連続据え置き:歴史的なウォン安が背景に
韓国銀行は2026年1月15日、政策金利を2.5%で据え置きました。16年ぶりのウォン安水準とインフレ懸念、ソウルの不動産価格上昇が背景にあり、5回連続の凍結となりました。
あなたの海外旅行や輸入品の価格に影響を与える「ウォン安」の波が止まりません。韓国銀行は2026年1月15日、政策金利を現在の2.5%で据え置くことを決定しました。これにより、昨年7月から5回連続の金利凍結となります。
韓国銀行の政策金利2.5%据え置きの背景
今回の決定は市場の予想通りでしたが、その背景には深刻な通貨安と物価上昇への警戒感があります。対ドルでのウォン相場は一時1,480ウォン台まで下落し、16年ぶりの安値水準に迫っています。通貨が安くなると、輸入物価が上昇し、結果として国内のインフレを押し上げる要因となります。
韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は記者会見で、「インフレは緩やかに低下すると予想されるものの、高止まりする為替レートが上昇リスクとなっている」と言及しました。特に12月の消費者物価上昇率は2.3%を記録し、4ヶ月連続で目標値の2.0%を上回っています。
住宅価格の再上昇と家計負債のジレンマ
不動産市場の動向も無視できません。ソウルのマンション価格は1月第1週に0.18%上昇し、48週連続の上昇を続けています。政府による規制強化にもかかわらず、再び住宅価格が加熱する兆しが見えており、不用意な利下げは家計負債をさらに膨らませる危険があるため、慎重な姿勢を崩していません。
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