オーストラリアと日本が結ぶ「關鍵鉱物」包囲網、対中国サプライチェーンの行方 2026
2026年、オーストラリアと日本は中国の資源独占に対抗し、關鍵鉱物の共同サプライチェーン構築を加速。戦略的備蓄と民間投資を通じた脱中国依存の行方を詳しく解説します。
中国が握る「資源の武器化」を阻止するため、日豪両国がかつてないほど接近しています。2026年1月20日、シドニーからの報道によると、オーストラリア政府は戦略的備蓄を活用し、日本をはじめとする同盟国が中国への依存を脱却できるよう支援を強化する方針を固めました。電気自動車(EV)用バッテリーや風力タービンに欠かせない關鍵鉱物(クリティカルミネラル)の安定確保は、もはや単なる経済問題ではなく、国家安全保障の最優先事項となっています。
中国の輸出制限に対抗する「關鍵鉱物」の日豪協力体制
中国は長年、レアアース(希土類)の世界シェアの大半を支配し、それを外交上の切り札として利用してきました。これに対し、オーストラリアは豊富な資源を武器に、代替サプライチェーンの構築を急いでいます。ここで言う關鍵鉱物とは、次世代技術に不可欠でありながら供給リスクが高い鉱物資源のことで、私たちのスマートフォンから防衛装備品まで、あらゆるハイテク製品の「心臓部」を支える存在です。
投資家が注視すべき供給網の再編とリスク
市場では、関連企業の動きも活発化しています。レアアース大手ライナス・レアアース(Lynas Rare Earths)では、12年間トップを務めたアマンダ・ラカーズCEOが6月に退任することが発表され、経営体制の刷新が注目されています。また、LSエコエナジーがベトナムのレアアース事業に1,900万ドルを投じるなど、中国以外の供給源確保に向けた投資競争が激化しています。
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