韓国 IPO 市場 2025 実績:集計額14.9%増の4.5兆ウォン超、2026年の規制強化へ
2025年の韓国IPO市場は、調達金額が前年比14.9%増の4.57兆ウォンを記録しました。LG CNSなどの大型案件が牽引。2026年からは機関投資家の保有義務が強化される新ルールが導入され、市場の安定化が図られます。
4兆5,700億ウォン。2025年の韓国新規株式公開(IPO)市場は、豊富な流動性を追い風に、調達金額ベースで前年比14.9%という力強い成長を記録しました。市場の冷え込みが懸念される中でも、大型案件の成功が市場を牽引した形です。
韓国 IPO 市場 2025 実績:主要数値と牽引役
コンサルティング会社IR Kudosが発表したデータによると、2025年のIPOによる総調達額は4兆5,700億ウォン(約31億9,000万ドル)に達しました。前年の3兆9,700億ウォンから大幅に増加しています。上場企業数は77社で、前年の78社とほぼ同水準でしたが、1社あたりの大型化が進んだことがわかります。
特に市場を沸かせたのは、LG電子傘下のITサービス企業、LG CNSです。同社は今年最大規模となる1兆1,900億ウォンを調達しました。続いて、DH造船が5,000億ウォンを調達し、造船・IT分野への投資家の関心の高さを示しました。
2026年からの「短期売り抜け」防止策
好調な市場の裏で、投資環境を改善するための規制変更も発表されています。これまで機関投資家の一部が上場初日に株を売却して短期利益を得る手法が批判されてきました。これを受け、2026年からは一定期間の保有を約束する機関投資家への配分比率が、現在の20%から40%以上に引き上げられます。これにより、上場直後の株価の乱高下を抑える狙いがあります。
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