ハンファ・エアロスペース、ポーランドと5.6兆ウォンの「天武」輸出契約を締結へ
ハンファ・エアロスペースがポーランドと5.6兆ウォン（約39億ドル）規模の多連装ロケット「天武」第3次輸出契約を締結。欧州でのK-防衛のプレゼンスがさらに高まっています。
5.6兆ウォンという巨額の防衛契約が動きます。ハンファ・エアロスペースは2025年12月29日、ポーランドの軍備庁と多連装ロケットシステム（MLRS）「天武」の輸出に関する第3次契約を締結すると発表しました。
ハンファ・エアロスペースによるポーランド向け「天武」契約の全容
連合ニュースによると、今回の契約規模は5.6兆ウォン（約39億ドル）に達します。主な供給内容は、射程80キロメートルの誘導ミサイル「CGR-080」で、ワルシャワにて正式な署名式が行われる予定です。特筆すべきは、今回の契約がハンファ・エアロスペースとポーランド最大の民間防衛企業であるWBグループの合弁会社「HWB」を通じて進められる点です。
欧州の安全保障を支えるK-防衛のプレゼンス
署名式には、韓国からカン・フンシク大統領秘書室長や防衛事業庁のイ・ヨンチョル庁長、ポーランドからはコシニャク＝カミシュ国防相など、両国のハイレベルな当局者が出席します。これは単なる兵器の売買を超えた、両国の戦略的な協力関係を象徴しています。
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