スクリーンタイムを50%削減。物理デバイス「Brick」を家族で共有して賢くデジタルデトックス

スマートフォンの画面を見る時間を「半分」に減らせるとしたら、あなたはそのデバイスにいくら払いますか？ InstagramやTikTok、Substackといったアプリの誘惑を物理的に遮断するデバイスBrickが、デジタルウェルビーイングを求めるユーザーの間で注目を集めています。マッシャブルの報道によると、この小さなデバイスは単なるアプリ制限機能とは異なり、「物理的な壁」を作ることで、意志の力だけでは解決できないスマホ依存に終止符を打つ助けとなります。

家族全員で「Brick」を共有できるメリット

Brickの価格は通常59ドル（現在はセールで20%オフの47.20ドル）と、決して安くはありません。しかし、このデバイスの真の価値は、1台のデバイスを世帯全員で共有できる点にあります。公式サイトのサポート情報によると、1台のBrickに接続できるユーザー数に制限はありません。各自がアプリをダウンロードして自分のアカウントを作成すれば、同じBrickを使ってスマホをロックしたり解除したりすることが可能です。

効果的な運用のための注意点

家族やルームメイトと共有する場合、デバイスを「家の中の決まった場所」に置いておくことが重要です。外出先でスマホの制限を解除したくても、Brickが手元になければ解除できないからです。また、アカウントの共有はできないため、プライバシーは守られつつ、ハードウェアのコストだけを分割できるという合理的な仕組みになっています。