王毅外相のソマリア訪問が急遽中止、タンザニアへ:アフリカ外交の行方
中国の王毅外相が40年ぶりとなるソマリア訪問を直前でキャンセルし、タンザニアへ向かいました。イスラエルによるソマリランド承認後、外交的支援を求めていたソマリアの現状と背景を詳しく解説します。
40年ぶりの歴史的な訪問は実現しませんでした。中国の王毅外相は、予定されていたソマリアの首都モガディシュへの訪問を急遽取りやめ、タンザニアへと向かったことが明らかになりました。
王毅外相 ソマリア訪問中止の背景と地政学的緊張
地元メディアが報じた大統領府関係者の情報によると、モガディシュ当局は歴史的な訪問に向けて道路の封鎖など準備を進めていたとされています。今回の訪問が実現していれば、中国の高官としては過去40年間で初のモガディシュ訪問となるはずでした。しかし、2026年1月の金曜日、外交ルートを通じて訪問先の変更が伝えられました。
この急な予定変更の背景には、ソマリアを取り巻く複雑な外交情勢があると見られています。先月、イスラエルがソマリアからの分離独立を主張するソマリランドを国家として承認したことを受け、ソマリア政府は国際的な支持を取り付けるべく奔走していました。今回の王毅外相の訪問は、ソマリアにとって強力な外交的後ろ盾を得る好機と期待されていました。
アフリカの角における外交の連鎖
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