「ほぼ日手帳」はなぜ人気? 日本式手帳が世界で支持される3つの理由
ほぼ日手帳やジブン手帳など、日本式手帳が世界で人気を博している理由を解説。紙質、ミニマルなデザイン、自由なカスタマイズ性という3つの大きな違いから、その魅力を探ります。
新年を迎え、身の回りを整理整頓したいと考えるなら、まずは手帳から始めるのが良いかもしれません。近年、海外の文房具ファンの間で「ほぼ日手帳」のような日本製手帳がカルト的な人気を博しています。なぜ、これほどまでに日本の手帳が注目を集めているのでしょうか?
WIRED誌の文房具テスターによると、日本式とアメリカ式の手帳には、いくつかの明確な違いがあります。最大の魅力は「紙質」です。日本製手帳は、薄くて滑らかながらインクの裏抜けに強い高品質な紙を採用している点が特徴です。例えば、ほぼ日手帳は2024年版から「トモエリバーS」という専用紙を使用しており、コクヨの「ジブン手帳」も独自の「THIN PAPER」を用いています。これに対し、多くのアメリカ製手帳は厚いカードストックのような紙を使用するため、同じページ数でも分厚くなりがちです。
第二に、「デザイン思想」が挙げられます。アメリカの人気手帳がカラフルで装飾的なデザインが多いのに対し、日本製手帳はミニマリズムを追求した、非常にシンプルなものが主流です。内頁は横線や白紙よりも方眼罫が多く、これにより文字をきれいに揃えやすく、かつ図や表を自由に書き込むことができます。個性は、別売りの豊富なカバーで表現するのが一般的です。
最後に、「カスタマイズへのアプローチ」が異なります。アメリカ製手帳の一部は、購入時に印刷内容を細かく指定できる一方、日本製手帳はあらかじめ印刷された項目を最小限に留め、ユーザーが自分で使い方を創造するための「余白」を多く設けています。習慣トラッカーや日々のスケジュールも自分で書き込むスタイルが基本で、これにより、年の途中で目標や計画が変わっても、手帳のフォーマットに縛られることなく柔軟に対応できるのです。
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