韓国の海外建設受注 2025年は472億ドル超え、11年ぶりの高水準を記録
2025年の韓国の海外建設受注額が472.7億ドルに達し、11年ぶりの高水準を記録しました。チェコのドコバニ原発プロジェクト(187.2億ドル)が最大の牽引役となり、欧州市場へのシフトが鮮明になっています。
472億7,000万ドルという巨額の数字が、韓国建設業界の新たな黄金時代の到来を告げました。韓国の国土交通省が発表したデータによると、2025年の海外建設受注額は前年比で27.4%増加し、2014年以来、11年ぶりの最高値を更新しました。この躍進の背景には、欧州市場での大規模なエネルギープロジェクトの獲得があります。
チェコ原発が牽引する韓国の海外建設受注 2025年の動向
今回の実績を牽引したのは、チェコで受注したドコバニ原子力発電所建設プロジェクトです。この単一プロジェクトの価値は187億2,000万ドルにのぼり、欧州全体の受注額を前年比で約4倍に押し上げました。その結果、欧州は全体の受注額の42.6%を占める最大の市場となりました。
| 地域・項目 | 2024年 実績 | 2025年 実績 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| 総受注額 | 371.1億ドル | 472.7億ドル | +27.4% |
| 欧州 | 約50億ドル | 201.6億ドル | 約4倍増 |
| 中東 | 183.8億ドル | 118.0億ドル | -35.8% |
| アフリカ | 2.3億ドル | 6.8億ドル | 約3倍増 |
一方で、伝統的な拠点であった中東市場での受注は35.8%減少しました。また、北米やアジア・太平洋地域も10%程度の落ち込みを見せており、韓国の建設外交が「脱・中東」と「エネルギーへのシフト」という構造的な転換期にあることを示唆しています。
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