ステーブルコイン決済アプリ「Sling Money」、英国で認可取得。ソラナ基盤で80カ国へ即時送金
英国で暗号資産決済アプリ「Sling Money」が金融行動監視機構(FCA)から認可を取得。ソラナブロックチェーンを活用し、80カ国で現地通貨の即時引き出しが可能。ステーブルコインによる国際送金の普及が加速する可能性があります。
国際送金の常識が変わるかもしれません。ステーブルコインを利用した決済アプリ「Sling Money」が、英国の金融規制当局から正式な認可を取得しました。これにより、伝統的な銀行システムを介さない、より高速で安価な国際送金への道がさらに開かれることになります。
FCAの認可で欧州市場へ本格進出
Sling Moneyの開発元であるAvian Labsは2025年12月24日、英国の金融行動監視機構(FCA)から暗号資産サービスプロバイダーとしての運営許可を得たと発表しました。同社はすでに米国で資金サービス業として、また4月にはオランダの規制当局からEUの暗号資産市場規制(MiCA)に基づくライセンスも取得しており、今回の英国での認可は欧州における事業拡大の重要な一歩となります。
ソラナで実現する「秒速」の国際送金
Sling Moneyは、ソラナ(Solana)ブロックチェーンを基盤としています。ユーザーはPaxos社のドル連動ステーブルコイン「USDP」や、Circle社のユーロ連動「EURC」を使い、世界中で数秒のうちに送金・受領が可能です。同社のウェブサイトによると、80カ国以上で現地通貨での即時引き出しにも対応しています。なお、英国では現在、招待制のベータ版として提供されています。
暗号資産への投資は、価格変動リスクや流動性リスクを伴います。本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。
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