2026年ウガンダ大統領選挙:防弾チョッキで挑むボビ・ワイン氏と現職ムセベニ氏の攻防
2026年ウガンダ大統領選挙が最終局面へ。防弾チョッキで挑む野党ボビ・ワイン氏と、40年の長期政権を守るムセベニ大統領の激しい攻防を詳報。軍事化する選挙戦と組織的な弾圧の背景に迫ります。
仕立ての良いスーツ姿は消え、そこには防弾チョッキとヘルメットに身を包んだ候補者が立っていました。2026年1月13日、ウガンダでは大統領選挙のキャンペーンが最終日を迎えましたが、主要野党候補のボビ・ワイン(本名:ロバート・カジュラニ)氏の変貌は、この国の民主主義が直面している過酷な現実を象徴しています。通算7期目を目指す現職のヨウェリ・ムセベニ大統領に対し、野党側は国家による組織的な弾圧を訴えています。
ウガンダ大統領選挙2026:軍事化する選挙戦とボビ・ワイン氏への圧力
アルジャジーラの報道によると、今回の選挙戦は「計算された抑圧」によって特徴づけられています。2025年9月の立候補承認以降、ボビ・ワイン氏の車列はたびたび催涙ガスや道路封鎖に見舞われ、支持者の逮捕も相次いでいます。特に12月に北部グルで行われた集会では、治安部隊による襲撃で機材が破壊され、1名が死亡する事態となりました。
ムセベニ政権の戦略:懐柔と威嚇の二段構え
一方、1986年から40年近く権力を握るムセベニ大統領(81歳)は、力による抑圧だけでなく、経済的な懐柔策も並行して進めています。野党の拠点とされる地域では、タクシー運転手や露天商などのグループに対し、総額数百万ドル規模の現金配布が行われました。歴史学者のムワンブツヤ・ンデベサ氏は、これを「選挙汚職」であると指摘しています。
「暴徒が多数で兵士は少数だという言葉を信じてはならない。兵士の一人一人が120発の弾丸が入った銃を持っていることを忘れるな」
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