2026年1月、李在明大統領が訪中:中韓関係の雪解けとなるか
2026年1月、李在明大統領が6年ぶりに訪中します。習近平主席との会談で、北朝鮮の核問題や原子力潜水艦導入計画を巡る議論が行われる予定です。中韓関係の雪解けと新たな火種について詳しく解説します。
握手は交わされましたが、その手の中には依然として緊張が握りしめられています。韓国の李在明大統領は、2026年1月4日から7日にかけて、中国・北京を国賓として訪問し、習近平国家主席との首脳会談に臨む予定です。現職の韓国大統領による訪中は、実に6年ぶりの出来事となります。これは、2025年10月に習主席が11年ぶりに慶州でのAPEC首脳会議のために訪韓したことに続く動きであり、冷え切っていた両国関係に「雪解け」の兆しが見え始めています。
李在明大統領 訪中 2026:THAADの教訓と新たな火種
中韓関係は、2017年のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備に伴う中国側の経済報復以降、長期にわたる停滞期にありました。当時、韓国の観光産業だけで約156億ドルの損失を被ったと推定されています。李政権は、北朝鮮の核問題における中国の影響力を重視し、関係改善を急いでいます。しかし、中国が最近の白書で「朝鮮半島の非核化」という表現を削除したことは、北京が北朝鮮の核保有を事実上容認し始めたのではないかという懸念を呼んでいます。
「ペースメーカー」としての韓国の役割
外交の舞台において、トランプ氏を「ピースメーカー(平和を作る人)」、習主席を「ピースキーパー(現状を維持する人)」とするならば、李大統領は米中の間を取り持つ「ペースメーカー」の役割を果たすべきだという指摘があります。北朝鮮問題の解決には両大国の協力が不可欠であり、李大統領は高度な外交手腕を駆使して、経済協力と安保課題のバランスを取ることが求められています。
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