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北朝鮮、76歳最高幹部を党中央委から除名
政治AI分析

北朝鮮、76歳最高幹部を党中央委から除名

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北朝鮮が党大会で最高人民会議委員長崔龍海氏ら高齢幹部約70人を党中央委員会から除名。金正恩政権の世代交代が本格化

76歳崔龍海氏が、北朝鮮の権力中枢から姿を消した。朝鮮労働党第9回大会で、最高人民会議常任委員長を務める同氏が党中央委員会メンバーから除外されたのだ。

大規模な世代交代の始まり

2月23日、朝鮮中央通信が発表した新しい党中央委員会メンバーリストには、崔龍海氏の名前はなかった。同氏と共に、党書記の朴正天氏、国防担当党顧問の李炳哲氏ら、軍の最高位である元帥階級を持つ幹部たちも除外された。

党大会4日目の日曜日、党は138人の正委員と111人の候補委員を選出。2021年の第8回大会と比較すると、約70人のメンバーが交代する大規模な人事刷新となった。

北朝鮮において、党中央委員会のメンバーであることは主要な官職に就くための必須条件とされる。崔龍海氏は2019年から最高人民会議常任委員長を務め、党政治局員でもあった。今回の除外は、党大会後に組織される新しい議会で同氏が現職から解任される可能性を示唆している。

新世代の台頭と軍事重視路線

新たに中央委員会に加わったメンバーの中で注目されるのは、党軍需工業部長の趙春竜氏だ。新兵器システム開発で主導的役割を果たし、金正恩委員長の信頼を得た人物とされる。

一方で、南北関係を担当してきた高位幹部2人も除外された。廃止された統一戦線部の李善権部長と党顧問の金英哲氏である。2018年には文在寅大統領(当時)と白頭山で記念撮影をした両氏の除外は、北朝鮮が韓国に対する敵対政策を継続する意向を示すものと解釈される。

日本への示唆

今回の人事は、日本の対北朝鮮政策にも影響を与える可能性がある。軍事技術開発を重視する新世代の登用は、北朝鮮のミサイル・核開発がさらに加速することを意味する。日本にとって、防衛体制の強化や日米韓協力の重要性が一層高まることになるだろう。

党大会は北朝鮮の最高意思決定機関であり、5年間の政策方針を決定する。木曜日から始まった今回の大会は、2021年以来初めての開催となる。

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