韓国元大統領夫人の金建希氏に懲役15年求刑:26万ドルの収賄と国政介入の波紋
韓国検察は元大統領夫人の金建希氏に対し、26万ドル超の収賄と国政介入の罪で懲役15年を求刑しました。シャネルのバッグや高級ジュエリーを受け取った疑いがあり、判決は2026年1月28日に下される予定です。韓国政治を揺るがすスキャンダルの全貌を解説します。
栄華を極めたファーストレディーから、一転して重刑を科される被告人へ。韓国検察は、汚職と国政介入の疑いで起訴された尹錫悦前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏に対し、懲役15年、追徴金20億ウォンを求刑しました。この異例の展開は、大統領夫妻が揃って身柄を拘束されるという韓国政治史上初の事態を背景にしています。
金建希(キム・ゴンヒ)氏の収賄疑惑と国政介入の全容
検察の発表によると、金氏は企業や政治家から計3億7725万ウォン(約26万3000ドル)相当の賄賂を受け取っていたとされています。そのリストには、シャネルのバッグ2点、グラフのネックレス、さらには韓国を代表する画家・李禹煥(リ・ウファン)氏の絵画や高級腕時計などが並んでいます。AFP通信によると、これらの贈り物は特定の宗教団体関係者や実業家から提供されたものと見られています。
さらに深刻なのは、公的な権限を持たない金氏が、裏で国政に不当に関与していたという「国政介入」の疑いです。検察は、金氏が権力を乱用し、国家の制度を著しく毀損したと批判しています。これに対し、金氏は最終陳述で「多くの過ちがあった」と認めつつも、起訴内容は「深く不当である」と無罪を主張しています。
政教癒着と揺らぐ民主主義の根幹
今回の事件では、特定の宗教団体との密接な関わりも大きな焦点となっています。検察側は、金氏が憲法で定められた「政教分離」の原則を無視し、団体側と結託して法律の上に君臨したと指摘しました。一方、尹錫悦前大統領はこれらの取引について関知していなかったと主張していますが、世論や検察はこの説明に極めて厳しい視線を向けています。
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