金正恩氏が2026年新年祝賀行事に出席、ロシア派遣兵には「不滅の同盟」を強調
2026年を迎え、北朝鮮の金正恩氏は平壌での新年祝賀行事に出席。韓国・米国への言及を避ける一方で、ロシアに派遣された1万人以上の兵士に対し「不滅の同盟」を強調し、軍事協力を称賛しました。
華やかな祝祭の裏側に、血で固められた軍事同盟の影が潜んでいます。北朝鮮の最高指導者である金正恩氏は、2026年の幕開けを大規模な公演観覧で祝いましたが、韓国や米国へのメッセージは一切発信しませんでした。
金正恩氏の2026年新年行事とロシア派遣兵へのメッセージ
朝鮮中央通信によると、金正恩氏は2025年12月31日の夜、平壌のメーデー・スタジアムで開催された新年祝賀公演に、夫人と娘と共に列席しました。特に娘のキム・ジュエ氏は金正恩氏の隣に座り、父親の頬にキスをしたり、仲睦まじく耳打ちしたりする様子が映し出されました。金正恩氏は演説を通じて国内問題に注力し、年初に開催予定の「第9回労働党大会」に向けた結束を呼びかけたとされています。
一方で、対外的な関心はロシアへの派兵に集中しています。金正恩氏は海外に駐留する兵士に宛てた新年の書簡で、ロシアのウクライナ侵攻を支援するために派遣された部隊に対し、「不滅の同盟」を固める存在であると称賛しました。現在までに、北朝鮮は1万人以上の兵士をロシアに送り込んでおり、そのうち数千人が戦死したとみられています。
国内結束と軍事協力の強化
金正恩氏は書簡の中で、「皆さんの自己犠牲的な闘争のおかげで、わが国とロシアの無敵の同盟はより強固になっている」と述べ、兵士たちの安全を願う言葉も添えました。また、平壌では海外派遣兵士の家族との面会も行われ、国家として派遣軍を全面的に支持する姿勢を強調しています。韓国政府や国際社会は、この緊密な軍事協力が北東アジアの安保環境に与える影響を注視しています。
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