ジョーダン・ピールがマーベル監督に？SNS投稿から浮上した2025年末の憶測

「社会派ホラーの旗手」が、ついにヒーローの世界へ足を踏み入れるのでしょうか。ジョーダン・ピール氏の制作会社であるMonkeypaw Productionsが、マーベル・スタジオとのコラボレーションを示唆するような動きを見せ、ファンの間で大きな話題となっています。

ジョーダン・ピール マーベル 監督 就任の噂：発端は一つの「目」の絵文字

ことの発端は、2025年12月29日（現地時間）、SNSのX上で「マーベルがMCU映画の監督としてピール氏を熱望している」という投稿に対し、Monkeypaw Productionsの公式アカウントが「👀（目の絵文字）」のみで返信したことです。この思わせぶりな反応により、ネット上では瞬く間に憶測が広がりました。

翌日、同アカウントはさらに火に油を注ぐ形で、同氏の人気コメディ番組『Key & Peele』の吸血鬼コントの画像を引用し、「ネットが『👀』と言っただけで『ブレイド』のリブートを作っていると思い込んだ時」と投稿。ファンをからかうような余裕を見せつつも、Instagramでは「肯定も否定もしない」との立場を表明しています。

過去の「フランチャイズ拒否」発言との矛盾

しかし、ピール氏は一貫してフランチャイズ映画への不参加を表明してきました。2017年のインタビューでは、マーベルやDC、ルーカスフィルム作品への興味を問われ、「全くない」と断言。さらに2019年にも、語るべきオリジナルの物語が多すぎると述べていました。

現在、ピール氏の第4作目となる監督最新作は公開カレンダーから外れており、不透明な状況が続いています。一方でマーベル側も、主演のマハーシャラ・アリ氏が決定している『ブレイド』の監督が不在であるなど、パズルのピースが噛み合う可能性も否定できません。