「国民の力」張東赫代表、2024年の戒厳令宣布を謝罪し尹錫悦氏と決別
2026年1月7日、国民の力の張東赫代表が2024年の戒厳令宣布について公式に謝罪しました。内乱罪で公判中の尹錫悦前大統領と距離を置く党の戦略を分析します。
かつての同志に向けられた視線は、今や冷ややかな拒絶へと変わりました。2026年1月7日、韓国の保守系最大野党である「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は、失脚した尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による戒厳令宣布の試みについて、国民に深く謝罪しました。これは、内乱罪の疑いで裁判を受けている尹氏と党の距離を明確に置く、象徴的な場面となりました。
張東赫代表が「国民の力」を代表して戒厳令の過ちを謝罪
ソウルの党本部で開催された新春記者会見で、張代表は重い口を開きました。聯合ニュースの報道によれば、張代表は「2024年12月3日の戒厳令宣布は、当時の状況に対する誤った不適切な対応であり、国民に大きな混乱と不便を強いた」と述べ、深い謝罪の意を表明しました。
この発言は、単なる反省にとどまりません。党のトップが公式の場で尹前大統領の行動を「誤り」と断定したことは、保守陣営が過去の混乱を清算し、新たな政治的基盤を構築しようとする強い意志の表れと見て取れます。現在、尹前大統領は国家を揺るがしたの被告として法廷に立っています。
刑事裁判と野党としての生き残り戦略
張代表の今回の謝罪は、今後の政治日程を見据えた戦略的な布石でもあります。党内では、尹前大統領のイメージを払拭しなければ、次の選挙での勝利は望めないという危機感が共有されています。張代表は以前、フェイクニュース対策委員会の活動などにも携わってきましたが、今回は党の体質改善を国民に直接訴える形となりました。
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