ギニア 2025 大統領選挙:軍事政権のドゥンブヤ氏が勝利へ、野党はボイコット
2025年12月28日、ギニアで大統領選挙が実施。軍事指導者ドゥンブヤ氏の勝利が濃厚視される一方、野党はボイコットを表明。資源ナショナリズムと民主主義の停滞が交錯する西アフリカの現状を詳報します。
銃声によって権力を握った男が、今度は投票箱によってその正当性を証明しようとしています。2025年12月28日、西アフリカのギニアで大統領選挙が実施されました。今回の選挙では、2021年のクーデターで実権を握った軍事指導者、ママディ・ドゥンブヤ将軍の勝利が広く予想されています。
ギニア 2025 大統領選挙の現状と野党の反発
AFP通信などの報道によると、投票は現地時間の午前7時に開始され、午後6時に締め切られました。有権者登録者数は約670万人に上りますが、主要な野党勢力はこの選挙を「権力奪取を正当化するための茶番」と批判し、ボイコットを呼びかけています。
ドゥンブヤ氏は今回、8人の候補者と競っていますが、有力なライバルである前大統領のアルファ・コンデ氏や野党指導者のセル・ダレン・ディアロ氏は亡命生活を余儀なくされており、事実上、軍事政権による独壇場の様相を呈しています。
資源ナショナリズムと若年層の支持
世界銀行の統計によると、ギニアは国民の52%が貧困層に属する一方で、世界最大級のボーキサイト埋蔵量と、シマンドゥ鉄鉱石プロジェクトという巨大な資源を抱えています。ドゥンブヤ政権はこれら資源の国有化や利益還元を強調する「資源ナショナリズム」を掲げており、これが中間年齢19歳という若い有権者の間で一定の支持を集めているとみられます。
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