福井県前知事 杉本達治氏のセクハラ問題:1,000件超のメッセージと20年の闇
福井県前知事の杉本達治氏による深刻なセクハラ実態が判明。1,000件超のメッセージ送信や身体的接触が20年前から続いていたことが報告書で明らかになりました。杉本氏は一部を認めて謝罪しています。福井県知事 杉本達治 セクハラ問題の全容を解説。
1,000件を超える不適切なメッセージ、そして執拗な身体的接触。先月辞職した福井県前知事の杉本達治氏による深刻なセクシャルハラスメントの実態が、第三者委員会による調査報告書によって明らかになりました。共同通信などの報道によると、その被害は知事就任前を含む20年間にわたっており、組織の隠蔽体質も浮き彫りになっています。
福井県前知事 杉本達治氏による1,000件のセクハラメッセージ
調査にあたった弁護士チームは、県職員ら約6,000人を対象としたアンケートを実施しました。報告書によると、杉本氏は少なくとも4人の女性職員に対し、「キスしたい」「抱きしめたい衝動を抑えられない」といった執拗なメッセージをLINEや私用メールで送信していました。さらに、「墓場まで持って行け」と口止めを図るなど、自身の立場を利用した悪質な言動が確認されています。
身体的なハラスメントも深刻です。飲み会の席などで女性職員のスカートの中に手を入れたり、太ももを触ったりといった行為が報告されています。杉本氏はメッセージの送信については「親しみがあった」「酒に酔っていた」と認めて謝罪したものの、身体的接触については「全く記憶にない」と否定しています。
20年間見過ごされた権力の暴走と組織の課題
今回の調査で最も衝撃的だったのは、ハラスメントが2019年の知事初当選以前、2004年の総務部長時代や2013年の副知事時代から断続的に続いていたという点です。報告書は、長年にわたる彼の行為が「ストーカー規制法違反や不同意わいせつ罪に触れる可能性がある」と厳しく指摘しています。
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