2025年の韓国食品輸出が102億ドルの大台へ:米中日への集中脱却が鍵
2025年の韓国食品輸出は102億ドルと過去最高を記録しましたが、米中日への依存度が45.6%と高い状況です。韓国政府はインドや中東など新市場の開拓を急いでいます。
102億ドル。これは2025年に韓国の農水産食品が海外で売り上げた過去最高の金額です。しかし、その華やかな数字の裏では、特定の国への過度な依存という課題が浮き彫りになっています。韓国農水産食品流通公社(aT)が発表した最新データによると、輸出全体の45.6%が、アメリカ、中国、日本のわずか3カ国に集中していることが明らかになりました。
韓国食品輸出 2025年 102億ドル達成と市場の偏り
聯合ニュースの報道によると、2025年の韓国食品輸出において、最大市場は18億ドルを記録したアメリカ(シェア17.5%)でした。これに中国(15.4%)、日本(12.7%)が続き、アジア諸国が上位を占めています。一方で、欧州連合(EU)への輸出は全体の7.5%、中東地域はわずか4% に留まっており、地域間の格差が鮮明になっています。
新市場開拓への戦略的シフト
この状況を受け、韓国政府と業界は市場の多角化を急いでいます。農林畜産食品部は昨年、南アフリカやチリを重点市場に指定したのに続き、今年はインド、アルゼンチン、カタール、トルコ、ガーナの5カ国を新たに対象に加えました。既存の巨大市場である米中日においても、大都市だけでなく地方の「2級・3級都市」への浸透を図る方針です。
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