コーラル・アドベンチャー号がパプアニューギニアで座礁、乗客置き去り死事故後の初航海で
2025年12月、コーラル・アドベンチャー号がパプアニューギニア沖で座礁。10月の乗客置き去り死亡事故後の初航海で発生したこの事故について、現状と過去の経緯を詳しく報じます。乗客80名は全員無事。AMSAが状況を監視中です。
悪夢はまだ終わっていなかったのでしょうか。オーストラリアの郵輪運行会社、コーラル・エクスペディションズが所有する「コーラル・アドベンチャー号」が、乗客の死亡事故を受けた調査期間を経て再開した最初の航海で、再び座礁事故を起こしました。
パプアニューギニア沖で座礁したコーラル・アドベンチャー号の現状
船会社の発表によると、現地時間の土曜日、パプアニューギニア東海岸の都市ラエから約30km離れた地点で、同船が座礁するトラブルが発生しました。当時、船内には80名の乗客と43名の乗務員がいましたが、幸いにも全員の無事が確認されています。初期点検では船体への大きな損傷は見つかっておらず、日曜日に追加の検査が行われる予定です。
オーストラリア海事安全局(AMSA)は、遭難信号は受信していないものの、状況を注視しており、必要に応じて現地当局を支援する方針を示しています。12月30日に終了予定だった今回の航海を継続するかどうかは、現時点では決定されていません。
繰り返される悲劇:前回の「乗客置き去り死」との関連
この事故が特に注目されているのは、同船が深刻な死亡事故の渦中にあるためです。2025年10月26日、リザード島でのハイキング中にグループから離れた80歳の女性客、スーザン・リース氏が島に置き去りにされ、翌日遺体で発見されました。船側は彼女がいないことに気づかずに一度出航し、数時間後に戻るという重大な過失を犯していました。
この事件を受けて航海は中断され、クイーンズランド州警察とAMSAによる合同調査が続いています。同社のマーク・フィフィールドCEOは深い謝罪の意を表明していましたが、調査が続く中での今回の新たなトラブルは、運行体制へのさらなる不信感を招く可能性があります。
記者
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